高山

高山市の歴史

約450年前の1585年、戦国時代の武将「金森長近(かなもりながちか)」が現在の岐阜県北部にあたる飛騨の国を豊臣秀吉から与えられました。金森長近は現在の高山市に高山城を築城し、京都を模倣した碁盤目状に整備された城下町や、寺社の建築を進めました。京都を真似した町造りにより、高山は【飛騨の小京都】と呼ばれる事になりました。

戦国時代が終わり江戸時代の1692年、高山は江戸幕府の直轄地になりました。江戸幕府の役人が政務を執る為に高山陣屋が設営され、300年以上経過した今も当時のまま残っています。陣屋以外にも江戸時代の街並が残っている日本の歴史を感じられる場所として、高山市は外国観光客から非常に高い人気を誇っています。

高山市のみどころ

高山市自体がみどころと言えます。300年以上歴史のある町並みは日本の文化を歩くだけで体験出来ます。
町並みを散策しながら高山陣屋にも是非立ち寄りましょう。高山陣屋は日本に唯一残っている江戸時代代官の主要建造物です。
100年前の1929年に日本の国史跡に認定されています。買い物は毎朝7:00~12:00まで開かれている宮川朝一で決まりです。
お土産を買ってから食べ歩きに最適なみたらし団子を購入して、高山の街を歩き尽くすのが高山を楽しむ王道です。

料理では飛騨牛を使った寿司やみたらし団子、五平餅をおやつで食べ、お昼は高山ラーメンで腹ごしらえ、夜は棒葉みそ料理と日本酒を楽しむ。高山には何度でも訪れたくなる魅力が一杯です。

おすすめ度 見どころ
1月⭐⭐⭐⭐雪の町並と日本アルプスが素晴らしい。
人は多めで料金も高めです。
2月⭐⭐⭐⭐⭐雪化粧の美しい町と山を見るにはベストシーズン。
1月よりは混雑も緩和され、料金も少し安くなります。
3月⭐⭐⭐訪問する場合は前半がおススメ
後半は雪解けが始まり、人も多くなります。
4月⭐⭐⭐⭐⭐4月中旬から下旬が桜の見どころです。
春の高山祭りが開催されますが、多くの人で混雑します。
5月⭐⭐⭐町並みをゆっくり散策するには良い季節です。
朝の涼風を感じながらの散策は心が癒されます。
6月⭐⭐雨が多くなります。
人は少ない為、人込みが苦手な人は狙い目です。
7月上旬から中旬は雨が多いです。
後半はとても暑くなります。
8月⭐⭐暑くて人も多いのですが、宮川朝一のお店は多くなります。
9月散策するにはまだまだ暑いです。
意外と人も多く料金も高いです。
10月⭐⭐⭐⭐⭐町並みの散策にはベストシーズンです。
八幡祭というお祭りも開催され、下旬は紅葉も楽しめます。
11月⭐⭐⭐⭐上旬は紅葉を楽しむことが出来ます。
11月はかなり寒いので防寒対策はしっかりと
12月⭐⭐あまり見どころはありません。
下旬は人も多く料金も高くなります。

高山市観光のおすすめルート

①ホテル

ホテルは歴史のある旅館で料理付きプランにすると高山を満喫できますが、 予算に抑えたい方はシティホテルでも良いでしょう。

②宮川朝一(所要:60分)

朝食後、宮川朝一へ行きましょう。冬は朝8:00~、それ以外の季節は7:00から毎日開かれています。

③高山陣屋(所要:30分)

朝一の後は高山陣屋で日本の歴史を堪能して下さい。

土足禁止の為、寒い時期は厚手の靴下か靴下を2重に履きましょう。

④町並み散策と食べ歩き(所要:90分)

高山の町並みを歩いて感じながら、飛騨牛寿司やみたらし団子を食べましょう。

綺麗な景色に心が洗われます。

⑤高山ラーメン(所要:40分)

散策後はラーメンで腹ごしらえです。家庭的なお店で素朴な味を堪能下さい。

⑥近隣観光(所要:240~360分)

高山市の近隣には日本アルプス、白川郷、鍾乳洞、クマ牧場など見どころのある

エリアが多数あります。高山のホテルを基点にすると便利です。

高山の基本情報

行政区分岐阜県高山市
日本で一番広い面積を持っている市です。
中心駅高山駅 1934年開設。
名古屋から特急電車、高速バスでの移動が主要交通手段

高山へのアクセス

中部国際空港(セントレア)から

交通手段 所要時間 金額 説明
ハイヤー 180~210分 快適で直通移動が可能。複数人で利用すれば便利
電車 240~480分 名古屋経由での鉄道移動。所要時間が長め
電車+バス 210~300分 途中でバスへ乗り継ぐルート。コストを抑えつつ移動可能

名古屋駅から

交通手段 所要時間 金額 説明
ハイヤー 120~150分 快適に直行できる移動手段。人数が多い場合に便利
電車 135分 主要駅からの直通利用が可能。安定した所要時間
バス 180~210分 コストを抑えて移動可能。便数や時刻表は事前確認が必要

所在地:岐阜県高山市

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