トヨタ博物館
東海地方「愛知県 トヨタ博物館」
自動車の歴史を体感する旅
世界最大級の自動車メーカー「トヨタ」のお膝元、愛知県。見どころ満載のトヨタ博物館をご紹介します。
トヨタ博物館とは
世界最大の自動車メーカーであるトヨタ自動車創業50年を記念して1989年に開館しました。
運営はトヨタ自動車ですが、今は存在しないメーカーも含め、世界中のメーカーによって製造された貴重な自動車が約400台も保存されており、140台以上が展示されています。
展示車両のほとんどが「動態保存」
更にすごいのは展示車両のほとんどが動態保存であり、動かせる状態にメンテナンスされている。という事です。
車の外観だけを見せるのではなく、エンジン含めて整備を行い、動かせる状態を維持している。技術のトヨタがプライドを持って運営している事が分かります。
館内にはショップやレストランも併設されている事に加え、不定期に体験イベントも開催されており大人から子供まで自動車の歴史を学びながら楽しめる博物館になっています。
トヨタ博物館の特長
世界有数の展示台数と状態の良さが最大の特長です。
100年前の蒸気自動車、小型車から大型車、大衆車から超高級車までが一堂に会しており、車好きはもちろん車に詳しくなくても、見入ってしまいます。
外観だけでなく、運転席や座席まで見ることが出来るので、「100年の歴史で自動車がどのように進化し今の形になったのか?」を詳しく知る事が出来ます。
展示車両に触れることは出来ませんが、すぐ近くからの写真や動画撮影も自由です。家族、友人など、大切な人と一生の思い出を作って下さい。
トヨタ博物館観光のみどころ紹介
トヨタ博物館には名古屋から車か電車で訪問するのがおススメです。
順路に従って進めば歴史を感じながら楽しめる作りになっているので、見どころを紹介します。
記念撮影とチケット購入 所要:15分
博物館入口には訪問日を示す看板と、ボンネットバスが展示されています(2025年9月現在)。入口前とバスの中に乗車して記念撮影をしてから館内に入りましょう。
入場料:大人(大学生含む)=1,200円、中高生=600円、小学生=400円、幼児は無料
自動車のはじまり 所要:20分
博物館には自動車が年代順に展示されています。
誕生したばかりの自動車は、自転車に原動機を搭載しただけのモノが多く屋根も無く一人か二人乗りでした。原動機はガソリンエンジンでは無く、蒸気機関だったようです。驚きですね。
T型フォードの大成功 所要:15分
フォード社が大量生産可能な工場を建設しT型フォードを世に送り出し、それまで一部の富裕層のみが購入していた車を大衆車へと変革させました。同世代には今の車の原型に近い大衆車が各社から発売されています。
超高級車の黎明期 所要:10分
T型フォードの登場で大衆にも受け入れられた自動車ですが、超高級車も1900年代初頭から発売されています。1920年代に10,000ドル。という価格で販売されていた車もあり、100年前から手の届かない価格の車が販売されていました。
日本での自動車製造開始 所要:10分
1920年代には日本でも車が製造されるようになりました。当初はアメリカ車を日本の工場で組み立てていました。1930年代には日本メーカーの車が登場しています。
第2次世界中の車と大戦後の隆盛 所要:20分
第2次世界大戦後に自動車産業は大きく広がりました。アメリカでは次々に大型車が発売、日本でも多くのメーカーが生産を始めました。
小型車 所要:10分
第2次世界大戦後、ヨーロッパや日本では小型車も多数開発されました。
日本自動車産業の隆盛 所要:15分
1960~1970年代になると、日本の自動車生産数は世界一となりました。日本でも家庭に1台車を保有する時代になったのです。
施設基本情報
| 施設名 | トヨタ博物館 |
|---|---|
| 住所 | 愛知県長久手市 |
| 入場料 |
大人:1,200円 (大学生含む) 中高生:600円 小学生:400円 幼児:無料 |
| アクセス | 名古屋から車か電車(リニモ)で訪問 |
※情報は2025年9月時点のものです。訪問前に最新情報をご確認ください。


