創建は元亨4年(1324)。寺号は北野山真福寺寶生院ですが、地元の人からは大須観音と呼ばれて広く親しまれています。浅草観音、津観音と並ぶ日本三大観音の一つとしても数えられる格式高き観音霊場で、名古屋城築城の際に現在の場所に移されました。以降、名古屋城下・東の寺町として大須周辺は賑わいを見せるようになったと伝えられています。 なごや七福神のひとつである布袋像を安置。寺内には「古事記」の最古写本をはじめとする貴重な書を多数保存している「大須文庫」があります。