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コンビニ、実は日本でいちばん頼れる場所かも — 旅行者のためのコンビニ活用術

文: Trip Japan YLP 編集部発行:Trip Japan YLP

目次

こんにちは!

突然ですが、海外からのお客さまをご案内していて「いちばん驚かれる場所」ってどこだと思いますか? お城でも、絶景でもなくて…実はコンビニなんです。

夜おそく、読めない駅名の町に着いて、スマホの充電は残り12%、おなかはペコペコ、現金もほとんど無し。日本には55,000店以上あって(2025年時点)、どんな町にもたいていあります。私たちはつい見慣れてしまっていますが、旅行者にとってはこれが「日本でいちばん頼れる建物」だったりするんです。今日はそんなコンビニの、意外と知られていない便利さのお話を。

海外のカードで現金がおろせるATM

日本って、まだまだ現金が大事な場面が多いんですよね。ここでコンビニが最初の救世主になります。ほとんどのセブンイレブンにはセブン銀行ATMがあって、その数なんと全国28,000台以上。しかもこのATM、日本の銀行のATMとちがって、海外発行のカード(Visa・Mastercard・UnionPay・JCBなど)がちゃんと使えるんです。24時間動いていて、画面はベトナム語や英語をふくむ10言語に切り替わります。真夜中に着いてお財布が空っぽでも、2分後には円が手に入る。これは心強いですよね。

「コンビニのわりに」じゃなくて、普通においしい

そしてここが、みなさん本当にびっくりされるところ。コンビニのごはん、普通においしいんです。作りたてが一日じゅう補充されて、多くは数百円。

まずはおにぎり。あの、タブをひっぱると海苔がパリッとしたまま巻ける仕組み、地味にすごい発明ですよね。ファミマのファミチキ、ローソンのからあげクン、セブンのなぜか愛されているたまごサンド…寒い季節にはレジ横でおでんがコトコト、ホットケースには肉まん。カップ麺を買えばお湯も電子レンジもあって、立って食べられるカウンターまである。至れり尽くせりです。

実は、まだまだできることがある

ここからは、旅行者があまり気づかない「隠れ機能」です。

まず、スーツケースを先に送れます。セブンやファミマのカウンターに預ければ、ヤマトの宅急便が次のホテルまで届けてくれる。都市部なら翌日、25kgまで、支払いは現金でもカードでもOK。大きな荷物を駅の階段でえっちらおっちら運ばず、身軽に電車に乗れるんです。これ、本当に楽ですよ。

ほかにも、SuicaやICOCA、名古屋のmanacaといった交通系ICカードに現金でチャージできたり、店内の機械でバスやコンサート、レゴランド・ジャパンなどのチケットが買えたり。公共料金も払えるし、きれいなトイレも無料で使える。実はこれが地味に大事で、日本って街なかにゴミ箱が少ないので、コンビニのゴミ箱とトイレは旅行者にとって小さなご褒美なんです。

ひとつだけマナーを。買ったものは店先のカウンターで食べるか持ち帰るのが基本で、歩き食べはあまりしません。ゴミもよそでなく、そのお店の箱へ入れましょう。

そして、私たちが大好きな岐阜や三重ののどかな田舎町では、眠ったような町のはずれにポツンと光るコンビニが、何キロ先まででたった一軒だけ開いているお店、なんてことも。あたたかいコーヒー、清潔なトイレ、現金、おにぎり、そして「いらっしゃいませ」の一声。家から遠く離れた場所では、これがどれだけ心強いか。

だから「ただのコンビニでしょ」と素通りしないで、ぜひ一度入ってみてください。もしかすると、その日いちばん“日本らしい”5分になるかもしれません。

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