
飛騨の山あいに位置する高山は、日本が近代化していくなかで、江戸の心をそのまま残しました。古い町並みは、ゆっくり過ごすための場所——黒い木格子の小径を歩き、地酒を味わい、日本屈指の牛肉を楽しむ町です。
古い町並み
高山の中心は三町(さんまち)。三本の細い通りに、黒い木目の江戸期の商家が連なり、格子の奥はいまや造り酒屋・カフェ・工芸店に。日本でも有数の保存状態を誇る町並みで、歩くこと自体が何よりの楽しみです。
酒・朝市・飛騨牛
清らかな山の水に恵まれた高山は、造り酒屋の町。蔵の軒先に下がる丸い杉玉が目印で、飛騨の地酒の試飲も楽しめます。川沿いでは早朝から宮川朝市と陣屋前朝市が立ち、野菜・漬物・工芸品が並びます。そして町のいたるところで飛騨牛——串、にぎり寿司、焼きで味わえます。
江戸の政(まつりごと)をのぞく
高山陣屋は、江戸期の代官所として唯一現存する貴重な建物。飛騨は良質な木材に恵まれていたため幕府の直轄地となり、陣屋の役所・畳の間・米蔵は、当時の統治のありさまを生き生きと今に伝えます。
ベストシーズン
高山といえば高山祭。4月中旬と10月中旬に、豪華絢爛な屋台が町を巡行する、日本三大美祭のひとつです。秋は紅葉が見事で、朝市はもちろん午前中がおすすめです。
旅に組み込むなら
高山は、バスで約50分の白川郷と相性抜群。名古屋発の1〜2日の山旅として、送迎と英語・ベトナム語対応のガイドを手配します。ご希望の日程をお知らせください。
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紫の幕と大きな松が出迎える、高山陣屋の主屋

青もみじ越しに見る、静かな座敷と苔むした庭

鋲が打たれた、高山陣屋の重厚な木の扉

柳や遠い山並みとともに、町を流れる宮川

通りに並ぶ、白い天幕の宮川朝市の屋台

川沿いの柳の下、夕暮れの朝市通り






おすすめのまわり方
- 1
宮川朝市
まずは川沿いで、食べ歩きや漬物・工芸品を。
- 2
三町の古い町並み
保存された商家の通りを散策。
- 3
造り酒屋で試飲
杉玉が下がる蔵で、飛騨の地酒を。
- 4
高山陣屋
歴史ある代官所を見学。
- 5
飛騨牛ランチ
串・にぎり・焼きなど、飛騨牛で締めくくり。
ベストシーズン
高山祭(4月中旬・10月中旬)の時期が最もにぎやかで、秋は紅葉も美しい季節。朝市は午前中が狙い目で、古い町並みも早朝が最も静かです。
