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高山観光のすすめ|飛騨の小京都、古い町並みと飛騨牛、名古屋からの行き方

文: Trip Japan YLP 編集部発行:Trip Japan YLP

目次

こんにちは!

旅をしていると、不思議と足がゆっくりになる町ってありますよね。高山は、まさにそういう場所です。

岐阜の飛騨地方にある高山(飛騨高山とも呼ばれます)は、私たちの拠点・名古屋から特急で2時間半ほど。「飛騨の小京都」なんて呼ばれていて、正直この手のニックネームって大げさなことも多いんですが、高山に関しては…本当にその通りなんです。日本中が近代化に走るなかで、この町は江戸の面影をそっと残しました。黒い木造の商家が並ぶ通り、軒先に杉玉を下げた造り酒屋、川沿いの朝市、そして全国でも指折りの飛騨牛。きょうはそんな高山を、のんびり楽しむためのガイドです。

名古屋からの行き方(日帰りもできます)

中部にいる方にうれしいのは、高山が名古屋から日帰りできること。JRの特急「ひだ」が名古屋駅から山のなかへまっすぐ走ってくれて、所要はだいたい2時間半です。飛騨川の渓谷をいくつも縫っていくので、移動そのものがちょっとした車窓観光になります。北へ向かうなら進行方向の右側がおすすめ。(料金や時刻は変わることがあるので、公式サイトでご確認くださいね。)

東京からなら、まず東海道新幹線で名古屋まで来て、そこで「ひだ」に乗り換えるのが定番です。富山をまわる北側のルートもありますよ。山奥のイメージのわりに、意外と行きやすいんです。

古い町並み(三町)を歩く

高山の主役は、やっぱり三町(さんまち)です。江戸時代の商家が黒い格子の前を並べた、細い三本の通り。いまはその町家が造り酒屋やカフェ、工芸の店になっています。ここはもう、計画なんていりません。ゆっくり歩く、それが全部。できれば朝早めに。お昼前になると通りはにぎわってきますが、高山の古い町並みは、町がまだ半分眠っているような時間がいちばん素敵なんです。

通りそのものの様子は、高山の古い町並みのページでもう少し詳しく紹介しています。

朝市、お酒、そして飛騨牛

外せないものを、いくつか。

まずは朝市。高山には朝市が二つあって、川沿いの宮川朝市と、陣屋の前で開く陣屋前朝市。どちらも早朝からお昼ごろまで、漬物や野菜、味噌、ちょっとした手仕事の品が並びます。のんびりした空気がよくて、早起きする価値あり、です。

それからお酒。きれいな山の水に恵まれた高山は、昔から酒造りの町でした。造り酒屋の軒先に下がる丸い杉玉は、新酒ができた合図。何軒かでは飛騨の地酒の試飲もできて、寒い日にはこれがじんわり効きます。

そして飛騨牛。これはみなさん覚えて帰ります。網で焼いたり、小さな握り寿司にのせたり、串に刺して食べ歩いたり。とろけるような霜降りで、ここはひとつ奮発する価値ありです。

高山陣屋にちょっと寄り道

朝市のすぐそばにあるのが高山陣屋。江戸時代の代官所がこうしてそのまま残っているのは、全国でもここだけなんです。飛騨は良質な木材の産地だったので、幕府が直接おさめていた土地。当時の役所や畳の部屋、お米の蔵を歩いていると、昔この国がどう動いていたのかが、ふしぎとリアルに伝わってきます。大人の入館料は430円ほど。朝から夕方まで開いていますが、季節で少し変わるので、行く前に確認してみてください。

高山祭

もしタイミングが合うなら、ぜひ高山祭に。春の山王祭(2026年は4月14〜15日)と、秋の八幡祭(2026年は10月9〜10日)の二つがあって、どちらも日本三大美祭のひとつに数えられています。精巧な彫刻の屋台がいくつも町を進み、からくり人形が動くものもあって、夜には提灯がずらりとともって光ります。この時期は宿が数か月前から埋まるので、狙うなら早めの計画を。

どのくらい滞在する?

高山は名古屋からの日帰りでも十分まわれますし、実際そうする方も多いです。でも、もし一泊できるなら…ぜひ泊まってみてください。朝の静かな市をいちばんいい時間に楽しめますし、飛騨のほかの場所にも足をのばせます。定番の組み合わせは、合掌造りの集落白川郷。バスで50分ほどです。温泉好きなら、その先の奥飛騨の湯にも。

ざっくり一泊二日なら、こんな形。着いた日は三町を歩いて、午後に飛騨牛。翌朝は早起きして朝市、それから陣屋を見るか、バスで白川郷へ向かって帰路に。

時期については、春と秋がやっぱり花形(お祭り、桜、燃えるような紅葉)。冬は深々とした静かな雪景色です。何月にしようか迷ったら、中部地方の月別ガイドものぞいてみてくださいね。

どんな形でもいいので、高山にはちょっと時間をあげてください。急がない人ほど、たっぷり報われる町です。それでは、山の上でお会いしましょう。

中部・名古屋を旅するご予定はありますか? 名古屋発の少人数ツアーをご覧ください。

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