
形原温泉あじさいの里
名古屋から約1時間半。蒲郡の温泉地の丘に、6月になると約5万株のあじさいが咲きそろいます。祭りの期間は夜まで開き、灯りに浮かぶあじさいの小道を歩けます。
訪問を計画する名古屋から約1時間半。蒲郡の温泉地の丘が、6月になると青や紫に染まります。形原温泉の斜面に約5万株のあじさいが咲きそろい、小道や、赤い橋のかかる池のまわりを彩ります。ひと月のあいだ、ここは愛知でも指折りの梅雨の花の名所になります。しかも、夜にも楽しめる場所です。
斜面いっぱいのあじさい
あじさいは斜面を埋めるように咲き、青・紫・ピンクの色合いが土や光で移ろいます。花のあいだを縫うように小道が上り、池と、園の顔でもある赤い太鼓橋へと続きます。自然のままの群生ではなく、長い年月をかけて植え、手入れしてきた庭で、見頃の年の色は目をみはるほどです。

夜に灯るあじさい
形原ならではは、夜。祭りの期間は夜まで開き、あじさいがライトアップされます。小道に電球が連なり、赤い橋が池の上にぼうっと浮かびます。しっとりした6月の夜気のなか、すぐそばに温泉の気配を感じながら灯りの道を歩くのは、昼とはまた違う、静かなひととき。晴れた夜には、水面をゲンジボタルがふわりと横切ることもあります。きれいな水だからこそ棲んでいて、地元の人はそれをそっと誇りにしています。ホタルは気まぐれなので約束はできませんが、その「もしかして」も込みの魅力です。

知っておきたいこと
あじさい祭りは毎年6月の1か月間。見頃は中旬から下旬が多めです。入場料は大人およそ500円、小さなお子さんは無料。駐車場は有料です。梅雨のさなかなので薄手の雨具を持って、できれば夕方ごろに——花と灯りの両方を楽しめます。日程や時間は年によって変わるため、出発前に公式でご確認を。
6月の夜のここを読み物で味わうなら、ブログの5万株のあじさいが夜に灯る丘の記事もどうぞ。同じ夏の夜の水辺なら、岐阜・長良川鵜飼が5月から10月にかけて最盛期を迎えます。
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見どころ
約5万株のあじさい
温泉地の斜面に、青・紫・ピンクのあじさいが咲きそろいます。土質や光で色合いが移ろい、見頃の年は圧巻です。
夜のライトアップ
祭りの期間は夜まで開き、あじさいと赤い橋が灯りに浮かびます。あじさいをこうして夜に歩ける場所は、そう多くありません。
ゲンジボタル
水がきれいなため、あたたかく静かな夜にはゲンジボタルが池のうえを舞うことも。気まぐれなので約束はできませんが、その「もしかして」も楽しみのうち。
温泉地の風情
形原温泉の一角にあり、宿や湯の気配のなかであじさいを眺められます。愛知・岐阜の旅程に、夜のお出かけとして組み込めます。
おすすめのまわり方
- 1
あじさいの里 入口
温泉地の奥、斜面の入口から園内へ。ゆるやかな坂道を上りながら眺めます。
- 2
池と赤い橋
園の中ほど、池にかかる赤い太鼓橋。あじさいと橋を一枚に収められる、いちばんの見どころ。
- 3
夕暮れ〜ライトアップ
日が傾くとあかりが灯り、昼とは違う表情に。祭りの期間は夜まで散策できます。
ベストシーズン
あじさい祭りは毎年6月の1か月間(おおむね6月1日〜30日)。見頃は中旬から下旬にかけてが多く、天気で少し前後します。梅雨のさなかなので、薄手の雨具があると安心です——それもまた、この時期の魅力のうち。日程や時間は年により変わるため、出発前に公式でご確認を。
行き方
- 名古屋約1時間半。蒲郡駅まで電車(JR東海道線または名鉄)で出て、バスかタクシーで温泉地へ。
- 蒲郡駅祭りの期間は南口から臨時の直通バス(片道およそ520円)。タクシーなら約10〜15分。
- 名鉄形原季節の間、名鉄形原駅とあじさいの里を結ぶ「あじさいくるりんバス」が運行します。
ここ、行ってみたいですか?
