7月1日から、日本を出るときの税金が少し上がります — 2026年「旅の費用」3つの変化
旅行の計画を、税金や手数料から立てる人はいませんよね。でも今年は、日本への旅にまつわる小さな数字がいくつか動きます。しかも、そのうちふたつは同じ日——7月1日です。もうひとつは11月。予約の前に、2026年に何が変わるのか、そして何より、それがあなたの予定にどう響くのかを、落ち着いて整理しておきましょう。
まずは、もう目の前のふたつから。
まずは出国税(7月1日から)
2026年7月1日から、日本の出国税が1人1,000円から3,000円に上がります。日本を出るたびにかかる税で、正式には「国際観光旅客税」、でもたいていは出国税と呼ばれています。新しい金額が適用されるのは、7月1日以降の出国から。今年の税制の方針で決まっています(2026年6月23日時点)。
ここはちょっと安心できる部分です。この税金、空港のカウンターに並んで払うわけではありません。飛行機や船のチケット代にそっと含まれていて、購入時にまとめて支払う形です。多くの人は、別立ての料金として目にすることもありません。
すでに予約済みの方に知っておいてほしい経過措置もあります。現在の案内によれば、2026年6月30日までにチケットを購入していれば、出発が7月以降になっても、これまでどおり1,000円のまま。ただし注意点が一つ。購入後にその便を変更すると、新しい3,000円が適用されます。日程がもう固まっているなら、6月のうちにチケットを確定させておくのがすっきりします。
昔からの例外もそのまま残ります。日本を経由するだけで24時間以内に出国する場合は、かかりません。2歳未満のお子さんも同じく対象外です。
何のための税金かというと、政府は、オーバーツーリズム対策と、地方へ旅行者を分散させるための財源だと説明しています。ここでは、そう紹介するにとどめておきますね。
ビザ手数料は「ビザが要る人」だけの話
二つめは、日本に入国するためのビザを取るときの手数料の話。これがあなたに関係するかどうかは、お持ちのパスポート次第です。
すでにビザなしで日本を訪れられる国——アメリカ、イギリス、EU各国、オーストラリア、韓国、台湾、シンガポールなど——の方には、この話は関係ありません。短期滞在のビザ免除はこれまでどおりで、変わりません。でも、日本を訪れるのにビザが必要な国の方、たとえばベトナムの方は、目を通しておいてください。
これはもう正式に決まりました。2026年6月19日、日本政府が関係する政令の一部改正を閣議決定し、引き上げが確定したんです。2026年7月1日から、一次ビザが3,000円から15,000円に、数次ビザが6,000円から30,000円に上がります。今のおよそ5倍で、約48年ぶり、1978年以来の改定です。物価の上昇を踏まえた見直しだと、日本の外務大臣も説明しています。
知っておくと助かるのは、適用のタイミングです。新しい手数料がかかるのは、7月1日以降に出す申請から。それより前に申請しておけば、これまでの金額のままです。ですからベトナムの方の場合——一次ビザは今3,000円、7月1日からは15,000円——日程の見通しが立っているなら、6月のうちに申請しておくと差額分が抑えられます。慌てる必要はありません。出す前に知っておけば十分です。
そして11月、免税の仕組みも
もう一つ、これは以前くわしく書いたので手短に。2026年11月1日から、免税の買い物が「払い戻し方式」に変わります。お店では税込みの全額を払い、出国時に税関で品物の持ち出しが確認されたあと、消費税分が戻ってくる仕組みです。よく買い物をされるなら、目を通しておくと安心です——免税の変更について書いた記事で順を追って説明しています。
まとめると
正直なところ、中部地方への旅のかたちが大きく変わるわけではありません。帰りに数千円、ビザが必要な方は上がった手数料、そして税金が戻ってくるタイミングが少し違うだけ。いちばん助けになるのは、出かける前に知っておくこと。そうすれば、カウンターで慌てずにすみます。
2026年の名古屋まわりの旅を考えていて、このあたりを一緒に整理したくなったら、気軽に声をかけてくださいね。いつでもお手伝いします。それでは、現地でお会いしましょう。
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